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09/21/2026
Vol.39 Concert 02 演奏曲のご紹介と演奏家からの一言 #1 テレマン《ガリヴァー組曲》
Concert 02 演奏曲のご紹介と演奏家からの一言
#1 テレマン《ガリヴァー組曲》
10月17日(土)に横浜市イギリス館で開催するArtist Incube Vol.02 “Echoes of Baroque”。演奏会に向けて、演奏プログラムを一曲ずつ、演奏家の言葉とともにご紹介します。
第1回は、テレマンの《ガリヴァー組曲》です。
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
《ガリヴァー組曲》TWV 40:108
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)は、後期バロックを代表するドイツの作曲家です。ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)やゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685–1759)と同じ時代に生き、教会音楽、オペラ、管弦楽曲、室内楽など、幅広い分野に膨大な作品を残しました。
フランス、イタリア、ドイツ、ポーランドなど各地の音楽様式を取り入れ、親しみやすさと洗練、機知を備えた音楽を書いたことが特徴です。
《ガリヴァー組曲》は、ジョナサン・スウィフト(1667–1745)の小説『ガリヴァー旅行記』に着想を得た、二つのヴァイオリンのための組曲です。テレマンが1728年から1729年にかけて刊行した音楽雑誌『忠実な音楽の師(Der getreue Music-Meister)』に収められました。
物語に登場する国々や住人たちを、拍子や音符の長さ、二つの楽器の対比によって描いています。家庭で音楽を楽しむ人々に向けた作品でありながら、楽譜の見た目にも仕掛けを施した、ユーモアに富む音楽です。
1.イントラーダ
堂々とした序奏が、これから始まる物語の扉を開きます。
2.リリパット人のシャコンヌ
小人の国リリパットを描きます。非常に細かな「3/32拍子」と小さな音符によって、小人の世界を楽譜の見た目からも表しています。
3.ブロブディンナグ人のジーグ
巨人の国を描く音楽です。「24/1拍子」という大きな音価が用いられ、ジーグが巨人の重々しい足取りのように聞こえます。
4.ラピュータ人の夢想と、彼らを目覚めさせる者たち
夢見るような音楽に、それを突然遮る音が差し挟まれ、思索にふけるラピュータの人々と、彼らの注意を呼び戻す召使いたちを描きます。
5.礼儀正しいフウイヌムのルールと、粗暴なヤフーの狂乱
気品ある舞曲と荒々しい音楽を二つのヴァイオリンが同時に奏で、フウイヌムとヤフーの対照的な姿を描きます。
演奏家、藁科杏梨さん(Violin)からの一言
『この曲は『ガリヴァー旅行記』に登場する5つの場面を音で描き分けています。
場面によって音符の細かさや長さまで変わり、譜面を見るだけでも性格の違いが分かるほどです。ヴァイオリン2本だけで、これだけ多彩な世界が広がることに注目してもらいたいです!』
※本記事の作品解説は、公開されている資料をもとに生成AIを活用して作成し、Artist Incubeが確認・編集しています。
