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09/23/2026
Vol.40 Concert 02 演奏曲のご紹介と演奏家からの一言 #2 パーセル《シャコニー ト短調》
Concert 02 演奏曲のご紹介と演奏家からの一言
#2 ヘンリー・パーセル《シャコニー ト短調》Z.730 ブリテン編
10月17日(土)に横浜市イギリス館で開催するArtist Incube Vol.02 “Echoes of Baroque”。演奏会に向けて、演奏プログラムを一曲ずつ、演奏家の言葉とともにご紹介します。
第2回は、ヘンリー・パーセル《シャコニー ト短調》です。
ヘンリー・パーセル(1659–1695)
《シャコニー ト短調》Z.730 ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)編
ヘンリー・パーセル(1659–1695)は、17世紀イギリスを代表する作曲家です。王室礼拝堂の音楽家、ウェストミンスター寺院のオルガニストを務め、教会音楽、宮廷音楽、舞台音楽、歌曲などを残しました。イタリアやフランスの様式とイギリスの音楽的伝統を結びつけた、劇的で繊細な音楽で知られています。
“Chacony”は「シャコンヌ」を表す英語の古い呼び方です。一定の低音や和声進行を繰り返し、その上で旋律やリズム、音の重なりを変化させていく形式を指します。
《シャコニー ト短調》は、パーセルが若い頃の1680年前後に書いたと考えられています。高いト音から低いト音へと下降する主題が繰り返され、その上に重なる旋律や音の厚みが変化していきます。力強く劇的な部分を経て、最後は静かな哀感を残して閉じられます。
20世紀イギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)は、パーセルを深く敬愛していました。この編曲は1948年に初演され、後に改訂されたもので、弦楽四重奏または弦楽合奏で演奏できます。パーセルの音楽の骨格を保ちながら、各声部の動きと響きが明瞭に浮かび上がるように書かれています。
演奏家、藁科杏梨さん(Violin)からの一言
『曲全体を通して何度も同じ主題が繰り返され、少しずつ変化していきます。同じ道を歩いているのに、まわりの景色がどんどん変わっていく、そんな気持ちで聴いてみてください。300年前の音楽を、20世紀のブリテンが四重奏の響きに蘇らせた、という時間の重なりも味わいどころです。』
※本記事の作品解説は、公開されている資料をもとに生成AIを活用して作成し、Artist Incubeが確認・編集しています。
